2019年11月4日 出版
うつのこころ 抜け出すヒント
生きづらさを抱えたカウンセラーの克服体験
(定価 本体1,400 + 税 ごま書房新社出版)

これから起こるすさまじい環境や社会、経済の変化に対応していく私たちは、「私は絶対にうつにならない」と断言できるのだろうか。110万人以上の人たちが医療機関を受診、10人に1人はうつ病と言われる日本社会。うつは他人事ではないのだ。うつで悩む全ての人のために本を書くと着想してから3年。「うつ」を克服した著者自身の体験を踏まえた、こころの痛みを代弁する「読む治療薬」が完成いたしました。
contents
はじめに うつは他人事ではない
序章 退職勧告
第1章 少年時代
第2章 自己否定の中で生きる
第3章 うつ発症
第4章 愛情のかたち
第5章 うつと向き合う
第6章 未来へ
おわりに うつになっても
生きやすい社会へ
<はじめにより>
自身のうつとともに生きた過程を書き綴り公表することは周りからどのように思われるのだろうと、怖さもある。
しかし、私のうつ克服体験を私だけのものにするのではなく、同じようにうつで苦しむ人たちにとって生きるヒントや支え、希望になってほしい。その願いをこめて、私がうつと共に生きてきた半生をまとめていきたい。
2019年11月17日 新潟日報朝刊 掲載記事
